外国人の取引先がいらっしゃれば、もしもの場合を考えたことありますか?あらかじめ日本の救急事情を教えましょう。
投稿日
シェアで応援してください
皆さんも歩きながらスマホを見ますか?
2025年1月の寒い夜にマチルダが実際に体験した出来事の話をします。
道を歩きながらスマートフォンを見ていると、信号が赤に変わり、立ち止まります。青になり、スマートフォンを見たまま歩き出したその瞬間、突然、歩道に倒れているお年寄りを見つけるが…
驚きと戸惑いの後、その人がさらに怪我をしないように体を起こし、すぐに助けを呼ぶ決断をします。
しかし、日本ではどの番号に電話をかければよいのでしょうか?それは「119」です。
119:火事・救急の緊急番号
さて、海外の取引先に情報共有をしたいときに以下のことを伝えるとよいでしょう。
日本では、火災や救急の緊急時には「119」に電話します。外国人の方にアメリカの「911」の逆だと覚えると良いと伝えましょう。
電話をかけると、最初に「火事ですか?救急ですか?」と聞かれます。これにより、どの緊急サービスを派遣するかが決まります。
日本語が話せる場合は、落ち着いて状況をはっきりと伝えましょう。場所や連絡先も正確に伝えてください。正確な住所が分からない場合は、近くの目印(スーパー、学校、公園など)を伝えましょう。
救急の場合、情報を確認した後に一度電話が切れます。救急隊員が再度電話をかけてきますので、状況を詳しく説明してください。
救急車が到着すると、運転手が拡声器で「救急車を呼ばれた方はいらっしゃいますか?」と呼びかけるので、手を振って合図しましょう。
外国人向けの言語サポート
多くの都市では、電話通訳サービスや多言語対応の職員がいます。別の言語で対応が必要な場合は、最初に「Help, please.」などと伝えましょう。英語が最も通じやすい外国語です。
必要な情報は同じです。もし他の人を助けている場合は、翻訳アプリを使って日本語で必要な情報を準備しておくとスムーズです。
警察への通報は110
警察への緊急通報は「110」に電話します。
救急と同様に、最初に「事件ですか?事故ですか?」(Jiken desu ka? Jiko desu ka?)と聞かれます。日本では、事故が起きた場合は警察に通報する必要があり、示談制度がないため保険の適用には通報が必要です。
事前の備え
事故は予測できません。自分自身、家族、見知らぬ人に関わる可能性があります。最善の準備は、現地の緊急対応方法を知ることです。
日本を訪れる取引先の方々に以下の情報を記載した緊急カードを持ち歩くと安心です:
- 日本での住所
- 自分の連絡先
- 緊急連絡先
また、緊急時に役立つ日本語のフレーズもメモしておくと便利です。
例えば以下のような用語:
- 助けてください
- 救急車
- 怪我です
- 痛いです
- 気分が悪いです