自然災害による防災対策
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この記事では外国人の目線からの自然災害で知っておくことや準備対策について情報共有致します。
転ばぬ先の杖
日本に個人またはビジネス目的で滞在を計画する外国人にとって、よく話題に上がるものの対策が十分に取られていない点がひとつあります。それは、防災です。
2019年10月、日本の関東地方(東京と周辺の県)は非常に強い大型台風によって、ラグビーワールドカップの試合が一部中止となり、航空および鉄道は大きく運転見合わせられ、数千の住宅や企業が被害を受けました。また、夏の休暇期間中、国際メディアは、宮崎で発生した地震により南海トラフが動いたことから、メガ地震が発生する可能性があるとの情報を伝えました。
昔から日本は多くの自然現象に見舞われる国です。そのため、災害に発展した際に、どう行動すべきかを知っておくことが重要です。この記事では、日本滞在時に取るべき簡単な行動や予防策をいくつかご紹介し、さらに詳しい情報を得るためのリソースを最後に記載しています。
主な自然災害
まず、台風は季節的なものであり、7月から10月の期間以外に台風が発生することは非常に珍しいです。したがって、台風を心配される方は、熱い日本の夏を時期として避けて訪問することをお勧めします。
一方、地震に関しては、残念ながら季節もなく、特定の地域が完全に免れることもありません。だからこそ、事前の準備が重要だと思います。
知って得する
- ご自身の政府に、日本に滞在していることを知らせましょう(フランス人の場合は「アリアンの運命の糸」という登録制システムが利用できます・リンクはフランス語のみ)。災害による帰国が必要となる場合、手続きが非常にスムーズになります。
- 運動靴(登山靴やスポーツシューズなど・できれば防水の物)を用意し、足をしっかり保護しましょう。
- 清潔なゴミ袋を準備しておきましょう。プラスチックのゴミ袋は、災害時に飲料水の保存や防寒のための追加の層として、さまざまな用途で使用できます。
- 非常口や避難場所を前もって確認しましょう。日本には避難場所(学校の校庭、公園、ホテルなど)が設けられており、町の所々に近くの避難場所を示しています。
- 自分が理解できる言語での情報を入手しましょう。地方自治体のスピーカーは、日本語でリスクや対策を知らせますが、日本語が十分理解できない場合、NHK Worldが英語で情報を提供しています。JNTO Safety TipsやDisaster Preparedness Tokyoなどのアプリをダウンロードすることもおすすめします。大使館のウェブサイトも、国別の対策や情報を得るために役立ちます。さらに、ソーシャルメディアは危機時に情報共有に役立ちますが、流れニュースは事実かどうか注意が必要です。
※ホテルに滞在する場合、ヘルメットが用意されていることが多いので、宿泊施設のスタッフにお問い合わせください。
準備と命を守るためのリソースとガイド:
- Disaster Preparedness Tokyo – 英語のデジタルガイドとアプリ
- JNTO Safety Tips – アプリとウェブサイト
- MOFA(外務省) – 実用的な情報を提供
- NHK World – 英語での日本のニュースを提供するウェブサイト
上記は防災についての一部のみ紹介しました。災害への準備を始めるきっかけとなり、さらに自分に合った情報を検索することをおすすめします。
良い旅を!
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